旅行するなら成田空港駐車場を予約すべきか

長期旅行で成田空港へ車で行く場合

長期旅行で成田空港へ行くときに、どうしても車で行きたいという人は多いでしょう。ただしノープランでいきなり車で空港に行くのはおすすめできません。行ってみたら成田空港駐車場が満車で駐車できず、飛行機の出発時間がどんどん迫ってくるなどという恐ろしい状況にならないためにも、まずは予約が先決と言えます。ただしここにも落とし穴があります。成田空港駐車場の予約専用スペースは限られており、予約すれば確実に取れるというわけでもないからです。どうすれば安心して車で行けるのか、そのコツをまとめてみましょう。

成田空港駐車場で押さえられるのはP2とP5

成田空港の駐車場はエリアに分かれており、P1、P2、P3、P5駐車場は成田空港内にあります。第1ターミナルに近いのはP1とP5で、第2ターミナルに近いのはP2とP3です。P1とP2は立体駐車場で利便性も高いですが、当然ながら競争率が非常に高く、連休などは満車となり停められない状況が多発します。ここで事前予約が取れるのはP2とP5駐車場なのですが、台数に限りがあり、P2駐車場は200台、P5駐車場は240台となっています。一見多いようにも見えますが、繁忙期はあっという間に埋まってしまうためかなり早くから押さえておく必要があるでしょう。取れるのは出庫される日の2か月前からで、押さえる時点で入場日と出場日の指定が必要なため、日程が確定次第押さえる必要があります。後で時間変更があった場合、前後1~2時間程度ならそのまま利用可能、大幅に変わる場合はウェブサイトのマイページにログインして利用開始時間の3時間前までに変更が必要です。

周辺の駐車場からバス送迎という手も

どうしても駐車場が確保できない場合は、空港周辺にある駐車場に停めてバスで送迎、または空港受渡しという手段もあります。預けるのは民間駐車場となりますが、バスで空港へ送迎してくれるサービスや空港で車を受渡して預かってくれるサービスがあり利用者も多いです。注意点は預けた車がどういった場所に置かれるかで、屋根無しのスペースに野ざらしという場合もあり、管理やセキュリティに関しては事前に念入りなチェックが必要です。料金も繁忙期にはかなり高くなり、1.5〜2倍になる場合もあるので例え民間駐車場でも早めに押さえておくことが重要です。それ以外の手段としては、京成成田駅周辺にある民間の大規模駐車場に車を停めて、そこから電車に乗って空港に向かうという方法があります。労力はかかりますが実はこれがもっとも安い料金で、混雑も避けられる方法と言えます。屋根つきで有人の管理体制、長期不在にも安心できるという点でも、前向きに検討したい裏ワザと言えるでしょう。